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日経ビジネス「スコールの夜」




【第5回小説大賞受賞作】スコールの夜 [ 芦崎笙 ]


財務省に勤務しながら、

この7年間で3冊の小説を書きました。


3作目の『スコールの夜』が第5回日経小説大賞を受賞し、

デビューすることになったんです。



『スコールの夜』が経済小説と

言われることには抵抗があります。


じゃあ何かと聞かれると困るのですが。

あえて言うなら、「社会小説」でしょうか。



新人ですから手垢の付いていない

題材をということで、

主人公には東京大学卒の

メガバンク女性総合職1期生、

吉沢環という人物を持ってきました。



本店初の女性管理職に

抜擢された環は

子会社の清算という


”汚れ仕事”


任されるのですが、

女性であるがゆえの

嫉妬や偏見にさらされ、

さらには行内の派閥抗争のも

巻き込まれ…というストーリーです。



弱さやもろさを持つ環には、

特定のモデルというより、

男女雇用機会均等法世代の

女性に共通する空気感を

反映させました。



女性幹部候補という

部分が注目されがちですが、

私がこの小説を通して

描きたかったのは、



組織とそこに所属する個人との関係性です。



安定した強固な組織の中で

環は自己現実、

要は出世を図ろうとするわけですが、

その中で初めて、

組織は実は危うく頼りにならないもので、

自分を裏切る存在だということに気付く。


こうした葛藤は

どんな組織でも起こり得るものであって、

そういう意味では

舞台はメガバンクでなくてもよかったし、

主人公は女性でなくても

よかったのかもしれません。



専業作家でなく

二足のワラジを履く

自分にしか書けないものを

追求していくとやはり、

こうした


「社会や組織という大きなからくりの中で翻弄され、 苦しんだり悩んだりするビジネスパーソン」に行き着く。



今後も、

このテーマを追いかけていくつもりです。


=>スコールの夜はコチラから

日経ビジネス「ロスジェネの逆襲」




TBSドラマ「半沢直樹」原作の続編。


銀行子会社の証券会社に左遷され、


IT企業の買収案件を


親会社に横取りされた半沢が、


ロスジェネ世代の部下とともに


組織の理不尽に立ち向かう。


=>ロスジェネの逆襲はコチラから


日経ビジネス「グリード」







NHKでドラマ化された


「ハゲタカ」シリーズの最新作。


リーマンショック前夜の米国を舞台に、


マネーゲームに狂奔する


投資銀行の崩壊と、


超巨大企業の買収を巡る


熾烈な闘いが描かれる。


=>グリード【上巻】はコチラから


=>グリード【下巻】はコチラから

日経ビジネス「クラウドが変える世界」




クラウドは、個人の仕事の効率を高め、


ワークスタイルだけでなく、


社会インフラにも変革をもたらす。


=>クラウドが変える世界はコチラから


日経ビジネス「アグリゲーター」




より個人の能力が尊重され、


1人が複数の企業で働くスタイル。


そんな人たち「アグリゲーター」の次代が到来する。


=>アグリゲーター5年後に主役になる働き方-【電子書籍】はコチラから


日経ビジネス「クラウド化する世界」




電力産業の変化で


企業が変わった事例になぞらえながら、


「クラウド」が産業や会社を変えていく様子を綴る。


=>クラウド化する世界はコチラから


日経ビジネス「MAKERS」




3Dプリンターによる製造業の変化で、


巨大企業とニッチなガレージ製造業が


両立する未来が垣間みられる。


=>MAKERSはコチラから


日経ビジネス「イギリス史10講」




昨年は、

ウィリアム王子とキャサリン妃の間に

ロイヤルベビー・ジョージ王子が誕生し、

様々な話題を振りまいた英国。



先史時代から現代まで、

国がどう形づくられてきたかを解説する

『イギリス史10講』に目を通すと、

そんな英国の「今」がより深く理解できる。



幾つかのキーワードが浮かび上がる。

1つは「礫岩(コングロマリット)国家」。


ケルト、ローマ、ゲルマン、バイキング、ノルマンの血が

混じり合った人民に多様な宗派、

イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連邦国家。


歴代の王たちは文化の

衝突と融合を繰り返しながら

非均質な国に向き合ってきた。

中庸、寛容をもって多様性を受け入れてきた歴史は、

今の王室の立ち位置にも影響していることが分かる。



また、別のキーワードが「グローバル化」。

地球規模の一体化は最近始まったものではない。

16世紀に第1の、産業革命期には第2のグローバル化があり、

今迎えているのは第3のグローバル化

英国はいずれも積極的なアクターで、

英国史を通じて日本史、世界史に新たな視点が得られる。



例えば産業革命は、

インド高紗の輸入増による貿易赤字に悩んだ

英国の政治経済的な「解答」でもあった。

英国は”戦略商品”として綿布を大量生産するようになり、

英国型資本主義の世界システムに組み込まれた日本は、

日英修好通商条約締結の40年以上も前から、

その戦略商品を輸入していたのである。



最新の学術成果を盛り込みつつ、

エピソード豊富で読み物としても面白い。

「冬のライオン」「ブレイブハート」「タイタニック」など

英国を舞台とする多くの映画に言及し、

壮大な歴史を身近なものと感じさせる。



=>イギリス史10講はコチラから


日経ビジネス「シグマクシス経営論Z」




IT業界、コンサルタント業界を変革し続け、

急成長企業を導くトップが「理想の社会像」を語る


シグマクシス経営論Z


究極の価値と喜びを創造する戦略シェルパ


日本IBM

プライスウォーターハウス、

ソフトバンクテレコムを経て

65歳で企業


創業5年で上場達成した

急成長企業を導くトップが語る!


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